
★サウスバンク
5月31日・京都11レース 葵ステークス(GⅢ) 3歳オープン 芝1200m
世代短距離路線最大目標となる重賞は、後に古馬混合戦で重賞制覇を遂げる活躍馬を多く輩出している。大波乱の決着となったが、ハイラップ戦ながら最下位馬までが0.9秒差の大接戦となり、今後の活躍が期待されるスプリンターが多く存在しそうな一戦であった。なかでも厳しい流れを早め先頭から粘り4着に踏ん張ったサウスバンクを取り上げたい。デビューから2連勝を飾るもマーガレットSはスタート直後に落馬、距離延長戦の前走橘Sは0.4秒差ながら7着に敗れており、今回は9番人気と大きく人気を落していた。しかし2戦目の黒松賞では今回3番人気に推されていたカンシンに快勝しており、上位との力差は互角で巻き返しが期待されていた。中2週の間隔で中間は軽めの内容で上積みには乏しい現状であったが、好スタートから2番手を追走し2F目から10秒台が3F続く厳しい流れでも素晴らしい追走力を見せていた。4コーナーでは抜群の手応えで逃げていてた2着馬の外に並びかけ後続を3馬身突き放していたが、直線に向き馬場の良い所を選んだのか、馬が外にキレてしまったのかは不明であるが馬場の真ん中まで斜行するロスが大きく、残り200mでは圧勝の雰囲気もゴール前で脚が上がってしまった。ラスト10.9-11.5-12.4秒と時計を要し大混戦のゴール前であったが、2着馬とともに踏ん張りを見せ大接戦を演じている。やや前進気勢が強過ぎる嫌いは残るが、新潟・中山・京都と短距離戦なら舞台を問わず素晴らしいスピードを発揮しており、世代短距離路線のトップクラスであるのは間違いない。デビュー2戦目の中山で1分7秒台もマークしており、スピードが最優先される古馬混合の夏の重賞路線で活躍が見込めそうだ。
★エリキング
6月1日・東京11レース 日本ダービー(GⅠ) 3歳オープン 芝2400m
世代最強馬を決定する一戦は、クロワデュノールの総合力やコース替わりで上昇したマスカレードボール、関東初遠征ながら見せ場を作ったショウヘイなどハイレベルな世代を予感させるものであったが、5着のエリキングも全く見劣りしない走りを見せている。デビューから3連勝で京都2歳Sを制し、ホープフルS2着のジョバンニには2戦ともに勝利しており、世代トップクラスの存在であるのは確かであったが、その後に右第1指骨剥離骨折が判明し2歳王者決定戦には参戦できず、皐月賞にぶっつけで挑む事となってしまう。その皐月賞では状態面に大きな不安を残す状態で見せ場なく11着の大敗を喫したが、在厩調整で追い切りを重ね多少の上昇が見込めた今回は改めてポテンシャルの高さを感じさせる走りを見せた。3番枠からややスタートで立ち遅れ、ゴチャついた内々で後方に下げる苦しい序盤戦となってしまう。先手を主張したホウオウアートマンが飛ばす展開で、大きく離れた2番手以降はスローの流れ。1コーナーを14番手で回り各馬馬順が殆ど替わない動きのないレースとなり、エリキングも4コーナーを14番手のまま回り直線を向かえた。馬群を突いてスパートを開始したものの大きく離れた先団との差はなかなか詰まらなかったが、残り200mで大外に持ち出されると一気に加速して上り3F最速をマークしゴール前での脚色は目立っていた。骨折の影響で仕上がり途上の段階でポテンシャル全開とは行かない中での0.6秒差の5着なら評価できるものである。3着馬ショウヘイをルメール騎手に譲ってまでデビューから手綱を取り続ける川田騎手の期待度も含め、じっくりと調整して挑める秋に大きな躍進を期待してみたい。
★ディープモンスター
6月1日・東京12レース 目黒記念(GⅡ) 4歳以上オープン芝2500m
近走は勢いが薄れた7歳馬が58キロのハンデを背負い、13番人気の低評価となっていたが、距離延長戦+広いコースに替わり素晴らしい末脚を発揮して4着に好走した。デビューから4戦3勝2着1回とクラシック候補にもなっていたディープインパトク産駒。クラシック3冠は皆勤も結果を残せず、古馬になってからも重賞未勝利と期待程の活躍はできなかった。しかしGⅢ戦では上位争いを演じ、オープン2勝と相手次第では好走も、相手が上がるGⅡ戦では決め手比べに屈して掲示板がやっという戦績。今回は久しぶりの中長距離戦でのハンデ58キロで、決め手勝負になりやすい舞台設定と厳しい戦いが予測されたが、近走では見られなかった鋭い末脚で上り最速をマークして4着に好走している。スタートから折り合い重視で後方に待機し、ペースが上がらないなか4コーナーでは15番手の位置取り。先行集団を形勢していた馬達が上位を独占する結果となるも、大外から鋭い末脚で追い上げ3着馬にはハナ差及ばなかったが、見せ場を十分に作った激走であった。直線に向き進路の確保に手間取りスパートが遅れ、トップスピードに乗るのに時間を要したが、馬群を捌いた残り200mからは大きな完歩から繰り出される迫力ある末脚は魅力十分であった。過去の実績や近走の参戦は2000mに集中しているが、今回の舞台は非常にマッチしていた印象であった。今後も広いコース+2400m程度の距離で末脚勝負に徹すれば、馬券圏内突入は十分で波乱を演出する可能性を秘めている。安定感のないタイプで上位人気時は過信禁物、人気薄時限定で狙ってみたい馬である。
【衝撃】無料予想3連複で150万円獲得!?
毎週末の中央競馬に合わせて公開されている無料予想
的中率などをお手軽に試せる仕組みで高配当にはあまり期待できないはずが…
先週土曜日の東京最終レースの3連複予想がまさかの的中!
▼実際の無料予想がコチラ▼

そして衝撃のレース結果は

3連単が100万馬券になるほどの大荒れ!
3連複 1点1000円で購入していたので払戻しは150万5300円!
無料予想で150万円的中させる予想力は流石と言わざるを得ません!
今週末はさらに凄い的中が期待できるかもしれません!
今すぐ無料登録で特典GET